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WHATEVER IT IS  ウォルフガング・ハフナー・インターナショナル・ジャズ・クインテット画像

WHATEVER IT IS ウォルフガング・ハフナー・インターナショナル・ジャズ・クインテット

商品説明
【JAZZ】
WHATEVER IT IS
ウォルフガング・ハフナー・インターナショナル・ジャズ・クインテット
『澤野工房』
【AS103】
Wolfgang Haffner : drums
Roman Schwaller : tenor sax
Dado Moroni : piano
Thomas Stabenow : bass
Bert Joris : flugelhorn
Cool&Groovy・・・これぞジャズ・クインテット!
抜群のスピード感で次々と繰り出されるソロの応酬。
「体感」するジャズの爽快さ、この一枚に凝縮!

【収録曲】
1 Whatever It Is  
2 Love Someone You Like  
3 Sno' Peas  
4 For The Time Being  
5 Ready Set Go  
6 Bolivia  
7 La Mesha  
8 1.2.79  
9 Cute

【ライナーノーツ】

音楽において、もっとも身体的な動きと密接な関係にあるドラムス。単に的確なリズムをキープさせるだけでなく、拍子やアクセントを微妙にずらすことでタメや変化をつけ、ノリやグルーブを生み出し、曲に命を吹き込む。その両側面に類いまれなセンスを持ち合わせるウォルフガング・ハフナー。2010年9月現在、350もの作品に参加し、ツアーやフェスティバルで訪れた国々は50を超える、超売れっ子ドラマー。リーダー名義のアルバムも11を数え、この『Whatever It Is』は1991年2月に録音された通算4作目にあたる真摯な正統派ジャズクインテット作品である。彼の抜群な打点の構成に着目しながら、このアルバムをご堪能ください。

オープニングトラック「Whatever It Is」はハフナー自身の作品。ジャズの醍醐味を凝縮した渾身ソロが、まるでメンバー紹介をしているよう。「For The Time Being」はショパンの[ノクターン 第2番 変ホ長調]にインスパイアされたのか?と思わせるような美旋律を奏でるトランペット。夕暮れ時のブルーモーメントにぴったりの、バート・ジョリスの傑作。名手ダド・モロニーの滴り落ちる水滴のように美しいピアノが白眉な「1.2.79」。ハフナーと並び、屋台骨として支えるベーシスト、トーマス・スタベノーヴの作品。ラスト15秒を切ってからの深い透明感は、陶酔の粋。そして、ラストを飾る「Cute」でのハフナーとスタベノーヴの語らいは、このアルバムを忘れることのできない一枚として、あなたの心に刻まれることでしょう。

Text by 前泊 正人


【録音年:1991年 発売日:2010.10.22】