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I LOVE YOU  ヨス・ヴァン・ビースト・トリオ画像

I LOVE YOU ヨス・ヴァン・ビースト・トリオ

商品説明

【JAZZ】
I LOVE YOU
ヨス・ヴァン・ビースト・トリオ

『澤野工房』


【AS138】
Jos van Beest : piano
Evert J. Woud : bass
Frits Landesbergen : drums
Joost Zoeteman : guitar

大切な人との、暖かで幸せな時間がそこにある。
沢山の"I LOVE YOU"が詰まった、甘くて美味しい贈り物。


【収録曲】
1.Hello Dolly
2.Tokyo City Lights
3.Dymphy's Song
4.I Love You
5.As Times Goes By
6.You Look Good to Me
7.Django
8.On the Sunny Side of the Street
9.Stella by Starlight
10.Isn’t She Lovely
11.Acapulco
12.Round Midnight

【ライナーノーツ】

美味しいお菓子やお気に入りの音楽は、いつだって大切な人たちとの時間を温かなものにしてくれる。オランダのピアニスト、ヨス・ヴァン・ビーストの新作は、丁寧に作られたお菓子の箱。そこには甘くて美味しい、たくさんの「I Love You」が詰まっている。

今回はピアノ・トリオを中心に、12曲中5曲でギターが参加している。まずTokyoがモチーフのオリジナル(M2)は、軽やかな4ビートが魅力のトリオ・ナンバー。和のメジャー・ペンタトニックが装飾的に用いられ、洋と和が融合したセンスの光る一品に。それにしても楽器の構成や曲想によって、その時々の最高のパフォーマンスができるヨスはなんて素敵な奏者なんだろう。例えばギターが入った表題曲(M4)は、繊細さをまといつつも全体が陽気な香りに包まれているし、ジョン・ルイスの名曲(M7)では冒頭のソロ・ピアノでクラシックのような格調を付け、後半に入った瞬間、世界はブルージーに一変する。スティーヴィーの「Isn’t She Lovely」(M10)はとにかく楽しい。「あえて弾かない音」がとても粋で、スウィンギン&ほんのりとハードバピッシュな造形は、甘くてビターな懐かしい味がする。

最愛の人を持つヨスだからこそ、こんなにもたくさんの「I Love You」を表現できるのだろう。この作品は、お気に入りのお菓子の如く大切な人へも贈りたい、甘くて幸せな1枚だ。

Text by 小島万奈


【録音年:2013年 発売日:2013.12.8】