ちなみに、このボックスキットは、現在、日本中の書店などで販売されている『ONTOMO MOOK 2023年度版 ウェブコー編』の付録ユニットにも適合するようになっていますので、『 MOOK』本は買ったけれど、ボックスはどうしようと迷っている方にもおすすめですよ。
このキットの特徴は、何といっても、そのボックス本体に北海道産の『白樺合板』を採用している点にあります。ご存じの方も多いのですが、この『白樺合板』は、現地の滝澤ベニヤさんが、北海道芦別市の山林から切り出した『白樺の間伐材』を有効利用して製造している貴重な『エコロジー』素材なのです。
海外から輸入している『バーチ』材に比べても、表面仕上げの美しさ、板厚の正確さなどから『スピーカー自作』ファンの方にも扱いやすい素材なので、当ショップ一押しの板材となっています。
その上、今回のキットは『創立20周年記念モデル』用と言うことも有って、ボックスの組み立て方式も、仕上げの美しい『留め継ぎ』方式を採用し、その上、フロント・バッフル、リア・バッフル共に、ほぞ組み加工として、気密性と組立強度を上げるとともに、高級感の有る仕上げを目指しています。
このキットは、ぜひとも、天然植物由来のオイル塗装でクリアー仕上げとしていただきたいと思います。
※『stereo』2024年3月号の特集ページ『ウェブコーで楽しむ自作スピーカー』で、制作や試聴記事が詳しく紹介されています。